2019年09月 : もえもえ日記

反抗期の入口にいる長男。

最近、色々やらかしてくれる

逃亡事件(歯医者編)

夏頃の話、
朝、今日は(夕方にある)歯医者の定期検診に行きたくないと言いだした。

「急にそんなこと言っても、4人分の予約をしてるから、ダメ。」

と私に一喝された。

そのまま引き下がったと思っていたが、
夕方、約束の時間になっても家に帰ってこない。

最近、学校から直接歯医者に行くこともあるので、
嫌な予感を感じながら、歯医者に向かった。

その途中、近所のお友達に会って、
「◯◯(長男)が、歯医者ブッチしたる(行かないでおく)って言ってましたよ。」
と教えてもらった

歯医者について、まず謝る。

「すみません。長男は最後にしてください。
ちょっと最近、反抗期なので、来ないかも知れません
すみません

」

受付の方は笑いながら対応してくださったが、
私は心中穏やかじゃない

結局来なかったので、また謝って、
次男の次の予約だけを入れてきた。

家に帰ってしばらくすると、
ピンポーンとチャイムが鳴る。

怒りで頭から湯気が出そうな私だったが、
落ち着くことにした。
これで反抗期の長男とバトルになっても、
しょーもない。

本人が聞く耳を持つような話をしよう。
ということで次のような話をした、

自分のやったことの責任は、取ってほしい。

ギリギリまで家で待ってた私、
何かあったのか心配した私、
代わりに謝った私、

そんな私にまず謝ってほしい。

次に歯医者さん。

歯医者さんは予約制だから、
長男が予約をしていた分、
他の人の予約は断っている。

多めに見積もって1万円程の損失を与えているはずだ。
自分で電話をして、行かなかったことを直接謝るべきだ。

その上で、自分で予約を取りなさい。

最後にお金。
勝手に自分で判断して行かなかった人の歯医者代を出すつもりはないから、自分で払いなさい。

私に謝ることは嫌だったようだが、
他の２つは納得したようで、

自分で電話をかけて謝り、
次男の続きで行けるように次の予約をとっていた。

私はついて行かないことにした。

最終的には私にも、謝った。

とりあえず、その回は自分で歯医者代を払ったので、次回からは、払ってあげることにした。
歯科矯正中なので、たまに、高い金額を請求されるんだよなー

「もう、歯医者はサボらん

歯医者代もったいない

」

と、長男。
いい学びになったね

そんなことがあったことも忘れていた先週、
二度目の事件が起こった

逃亡(逃走)事件(そろばん編)

三連休遊びまくった、その疲れも冷めやらぬ火曜日。

仕事から帰って、デイから帰ってきた三男と一緒に家に帰った私は、
玄関で近所のママ達とおしゃべりをしていた。

学校から帰って、私を待ち受けていた長男もその話にちょっと入ったりしていたんだけど、

私が先に気がついた！

そろばんスタートの時間まであと4分やーん

「そろばん行かへんの？」

「あ、忘れてた……、

もう間に合わへんでー。休むわ。」

年長さんから、そろばんに通い始めて、
丸6年。

一度もズル休みをしたことが無かったのでビックリ

去年から、そろばん塾はスタート時間になったら玄関の鍵を閉めるようになった。
(入り込んでいたずらをする子がいたから。)

なので、今から行っても鍵を閉められるということを言ってるんだけど、
「それは私が連絡しておくから」
と言っても、いく気なし

これは行かせるのは無理だろう

「休んでいいから、そろばんの先生に休むって言いに行きなさい。」

と言ったが早いか、
「いいんや。ありがとう！」

と言って、家を飛び出していこうとする長男

「待ちなさい！
そろばんバックを持って行きなさい！」

あわよくば、先生に説得してもらって、
そのままそろばんが出来たらいいなーと欲の出た私

「やーだよ

」

と走り去る長男。

「待ちなさーい！」

と、そろばんバックを掲げて追いかける私。

走りながら振り返って、ニヤッと笑う長男。

一連の様子を見て驚くご近所さん。

って、まるっきり漫画とかドラマの世界やーん

ちょっと滑稽に思えて笑ってしまった。

「いいの？」
とご近所さん。

「いいよー。どうせ言うこと聞かへんから。」
と私。

「まだ、あそこにおるで。」

「ほんまや。」

「あ、逃げた(笑)」

こんな会話をしてから家に入り。

そろばんの先生にメールをした。
そしてお決まりの魔法の言葉、

「すみません反抗期で

」

これを言えば大抵の無礼は許してもらえそうだ

先生は慣れたもんで、
「大丈夫ですよ。
いつもは頑張ってますから。」
ということでありがたい

帰ってきた長男は、
「そろばんまで行ったが、みんないるとこで先生に言うの嫌やったから帰ってきた。」
とのこと、
まあ、よしとしよう。

そろばんを辞めたらどうかと提案したが、
疲れてただけ、次は行くし、
続けたいということだった。

そのあとは素直に、毎日しているお風呂掃除(※お小遣いをもらうために長男がしなければいけないお手伝い)をしたり、
言ってもいないのに、そろばんを家でやったりしていた。

春に二級合格して、来月、準一級の試験があるので、一応やる気はあるようだ

そろばんの先生に会わずに帰ってきたので、また謝りメールをしたら、
「反抗期は皆さん苦労してるよー。
気にしないでー。
それより、次男が態度悪かったから、怒っときましたー。」
だって

次男お前もかー

笑

三男に癒してもらいながらも、
心労の絶えない私だった

反抗期、
色々やらかしてくれるけど、
これぐらいはやってくれないとねーとも思う。

でも、まだ、序の口なんだろうなーと思うと、
今を楽しまないともったいないなとも思う