長文です


ブログをやってて良かったと思うことはたくさんある。
最近たて続けにそう思うことがあったので、長くなるけど、書こうと思う


もともとは、友達の子育てブログを見ていたのがきっかけで始めた。
お互い仕事が忙しく、なかなか会えない友達の日常を垣間見ることができて、面白かったのだ。

自分の子育て記録&友達との情報共有ツールとして始めたブログ。




やってて良かったと思うのは、やっぱり友達からコメントやメールなどの連絡をもらえること(^O^)
連絡がなくても心の中で、話しかけたり、ツッコミを入れたりしてもらってるんだろうな(私もそうだったので)と思うとそれだけで、嬉しくなるよねー




あとは、子どもの成長を見返せること。
三男が生後半年になった。
その頃の長男は?次男は?と確認できるのがいい

ただ、途中から携帯での投稿に変えたので数年間(次男1歳頃まで)はカテゴリー分けが出来ていないのが玉にきずだ




そんな悲しいことはないはずだけど、子どもがまだ小さいうちに自分に何かあった時。
このブログをみて子ども達が
自分がいかに母親に愛されていたかを知ってもらいたいという狙いもある。
(そんなことは起きて欲しくないので一種の保険みたいなもんかな)




そうこうするうちに、自分の気に入ったグッズや、やってみて良かったことを不特定多数の人に紹介する楽しさも知った
実際、役にたったとコメント頂いた時はビックリした&嬉しかったなー




三男坊がダウン症持ちだと分かった時もブログをやってて良かったと思った。

先輩ママさん方や同級生ママさん方などとブログを通して繋がれたり、
アドバイスをいただけたりして、本当に心強かった。




三男坊の個性について、ブログで知った友達が連絡をくれたり、
友達に報告したいけど、忙しくって…という時に、
「ブログみて」とメールを送ることで報告に変えさせてもらったりもした。


ただ、知らせたくない友達もいて、そのためにブログでダウン症の事を書くのが遅れたという経緯もある。

10月末に産まれたけれど、ダウン症に触れたのは確か1月だった。(あれ?2月だったかな?)


知らせたくない友達、
それは妊娠中の友達だ。

以前記事にもしたけれど、
昨年、大事な友達2人が待望の第一子を授かった。
第二子や第三子も一緒に授かった(笑)

1人は双子、1人は三つ子だ。

私と同い年なので、37歳。
高齢出産&多胎妊娠、いわゆるハイリスク妊婦で、1人は妊娠期間中ずっと入院か自宅安静だった。

どちらも12月に無事産まれて、今は育児に奮闘中だ

この2人には、余計な心配はかけたくない。
ブログに書くのは産まれてからにしようと思っていた。

ただ、産後伝えたら、
「あとから聞いた方が、気付いてあげられなくって悪かったと思うから、言って欲しかった。」
と怒られたりもしたけど

(これは今思えば、私自身がダウン症について頑なな見方をしていたのかも知れないなとも思うけど…よくわからない。)


少し脱線したけど、
ブログをしていて良かったことに戻る。

最近あった、
ブログを読んでくれている友達から言われて嬉しかったこと、三連発




「ブログを見てたらなんか心強いわ。」

彼女は待望の第二子妊娠中。
それを知らず報告したら、
「出生前診断をどうするか病院から聞かれた。
旦那と話し合って受けない事を決めた。
大きな決断をした直後だった。」

と教えてくれた。

私は正直嬉しかった。
さすが我が友!あっぱれ!と思った。(何様?笑)

でも、同時に、
やっぱり、心配が増すのでは?
気が変わって出生前診断を受けようと思っても、私に気兼ねしてためらうのでは?

と、心配にもなった。


私自身は、出生前診断は受けていない。
長男妊娠中に、一応決めた。

理由は二つ。
(1)羊水検査で流産のリスクがあると知ったから。
(今、調べ直すと持っている本には数パーセントと書いてあった。
ダウン症を持った子どもが産まれる確率は約0.1パーセントなので流産する確率の方が高いことになる。)

(2)胎児に何らかの障害が認められた時に悩む
(自分自身が自分の子どもを産むかやめるか悩む)
こと自体に耐えられないと思ったから。


(産むこと前提で羊水検査をする人も中にはいるが、
この時の私にはそんな考えはサラサラなかった。)


私は羊水検査は受けていないけど、
まだ受けられる時期に友達の赤ちゃんがダウン症だったとわかって平気でいられるだろうか?

わからない。


だから、心配だった。
その友達のことが。

でも、先週久しぶりに会った時に言ってもらった。

「ブログを見てたら、いろいろ勉強になって、
もしもダウン症の子が産まれてもこうすればいいんやってわかるから、
心強いわ。」


そう言ってもらえると
本当に嬉しいし、ホッとした。
逆に、しょーもない心配してごめん
と思った。




「私、検査せーへんことにするわ。」

三男が産まれたときからずっと心配してくれていた友達。
三人目が欲しいけど、どうしようかと迷っている友達だ。

その友達が私のブログ(知ってほしい!という記事)を読んで、中で紹介している手と手をプロジェクトのYouTubeもみて、メールをくれた。

「(ダウン症の子って、健常の子と)変わらんやん。
個性なだけで、みんな愛されるべく産まれて来たんやん。
自分の大事な友達にもこの記事紹介したよ。」


嬉しかったし、ありがたかった


その後、会った時にこんな打ち明け話をしてくれた。

「実は…、moeちゃんが大変そうなんを見てて、
私には無理やと思ってん。
だから、もし三人目頑張ったとしたら、検査をして、
もしダウン症やったらおろそうと思っててん。」


これは重大な決意だ。
簡単に出せる結論ではない。

上の2人のことも考えて、悩みに悩んで出した結論だっただろう。


「でも、YouTubeみて、まわりの笑顔に囲まれてるダウンちゃん達見てたら、
変わらんやん!と思ったし、
自分は知らんかってんなと思った。

大丈夫やわ。
検査はせーへんわ。
もしダウン症でもmoeちゃんもおるし。」


これはもの凄く嬉しい

私も含めて、ダウン症持ちの子どもを授かった人はほとんど、
最初、言い知れぬ恐怖を持っただろう。

未知のものへの恐怖だ。


ダウン症を持っていようがいまいが、
自分の大切な子ども。

みんなと同じ、一つの尊い、個人。

幸せになるために、
愛されるために産まれてきた命。

そして、親は、そこから幸せをもらう



そんな当たり前のことが分からなくなる。
未知への恐怖によって。

だから知って欲しいと思って書いた記事を読んでくれた友達の言葉。
本当に本当に嬉しかった


でも、私は少し怖くもあった。
慎重にもなった。

ダウン症のいい面と悪い面の両方を知った上でゆっくり考えて欲しいと言った。


というのも、ダウン症の方の兄弟が書いたあるブログ記事を読んだことがあったから。

その方が妊娠した時に、お父さんがおっしゃった言葉。
羊水検査をしてダウン症ならおろしなさい。

ダウン症の子どもを誰よりも愛していたお父さんが言いにくそうにそうおっしゃったというのだ。
他人事ながら心がいたい。

自分はいいけど、大事な我が子にしんどい思いはさせたくない。
そう思われたに違いない。

まあ、早期療育の効果は日に日に高まってるんだろうし、周囲の意識も変わってきている。
私の子どもの世代はまた、違った感覚になっているのかもしれないとは思う。


何にしても、私自身は後悔も迷いもない。
子どもたちから幸せをもらっている。


でも、人のことになると心配もでる。
綺麗事ですまない現実(健康面など)もあるんだから。

こんな気持ちが出てくるとは意外だったけど、
これも私。


まあ、友達は大人なんだから、自分で考えてこたえを出す。
変な老婆心はいらなかったか(笑)




「なんか私も子ども欲しなってきたやん
ギリギリやけど頑張ってみるわ。」


結婚はしているけれど、いろんな理由で積極的な妊活をしていなかった友達。

会うたびに、「この人に子どもがいればきっと、素直で活発な子に育つだろうに、もったいないなー」と思っていた。

私は子育てが楽しい。
適当な伴侶がいない人でも子どもを持てばいいのにと思う方だ。
(はっきり言って大きなお世話だから、普段、そんなことは口にしないが、実はそう思っている。)

しかも、素敵な大人を育てられそうな人(つまり、私が大好きな人)に子どもがいないと残念な気持ちになる。
もちろん、諸事情があるだろうから、口をはさむ問題ではないし、みんなが子作りをするべき!なんて思っているわけでもない。


で、長年、あー妊活して欲しいなと思っていたその友達が、
ある時こんなメールをくれたのだ。

母の日のストーリー、ウルウルやったわ。いい子育てしてるね。
なんか私も子ども欲し(く)なってきたやん。」と!


長男が産まれた時でもなく、
次男が産まれた時でもなく、
ダウン症持ちの三男坊が産まれて、
三人育児&闘病で奮闘しているブログを見てそう思ってくれた!!


妊娠中の人にはなるべく知らせないように、
心配させてはいけないと頑なに思っていた私。

この言葉で、どれだけ励まされたわからない


この友達が、いい妊娠、いい出産に恵まれるよう、
心から願う。




こうしてみると、ブログを通してたくさんの喜びをもらってるな。

読んでくださっている皆さんに改めて感謝です


長文になるから記事がすぐにたまってきて
(この記事も1ヶ月ほど温めていた)、
困るんだけど、やっぱりやめられない。

一番の趣味はクライミングだけど、
その次はブログだな



長男(5歳)


次男(3歳)


三男(8ヶ月)




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